試合結果詳細  成蹊大学 戦(2013年10月20日)

 VS. 成蹊大学
62
31 前半 7
31 後半 7
14

日時: 2013年10月20日 14時00分 KO

会場: 熊谷ラグビー場

種別: 関東大学対抗戦

1st 2nd 1st 2nd
5 5 T 1 1
3 3 G 1 1
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0

Referee: 

TJ1: 

TJ2: 

TJ3: 

成蹊大学 との過去戦績

試合日 種別 試合結果
2017/10/01 関東大学対抗戦 61 - 7
2016/10/02 関東大学対抗戦 85 - 7
2015/06/06 練習試合 83 - 10
2015/06/06 練習試合 52 - 31
2014/07/06 練習試合 69 - 17
2013/10/20 関東大学対抗戦 62 - 14
2013/04/21 東日本大学セブンズ 19 - 17
2012/08/19 練習試合 14 - 48
2011/09/11 対抗戦 52 - 8
2010/09/12 対抗戦 35 - 8
PR/HO
LO
FL
No.8
SH
SO
CTB
WTB
FB

メンバーチェンジ

31分 4 白子 雄太郎 R 松野 裕大
40分 1 青木 周大 R 眞鍋 泰明
40分 2 中尾 廣太朗 R 神谷 哲平
40分 9 南 篤志 R 猪狩 有智
40分 14 関東 申峻 R 中村 敬介
63分 8 森川 翼 R 徳永 将
66分 5 川原 健太朗 R 野田 一宇
69分 11 服部 祐一郎 R 位田 陸

試合コメント

先週、青学大に今季対抗戦初黒星を喫し迎えた成蹊大戦。大雨という悪条件の中、ミスを最小限に抑えた慶大は、WTB関東のトライで先制すると、けがから復帰したWTB服部が2つの独走トライを挙げるなど、成蹊大から合計10トライを奪った。62?14と大差をつけ、対抗戦3勝目を挙げた。

関東大学対抗戦 VS成蹊大
10月20日(日)14:00K.O.@熊谷ラグビー場

得点
慶大 成蹊大
前半 後半 前半 後半
5 5 T 1 1
3 3 G 1 1
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
31 31 小計 7 7
62 合計 14

得点者(慶大のみ)
T=関東2、青木、南、服部2、森川、下川2、徳永
G=矢川5、中村

慶大出場メンバー
ポジション
1,PR 青木周大(商3・慶應) →16眞鍋泰明(経3・慶應)
2,HO 中尾廣太朗(環4・長崎北)→17神谷哲平(総3・桐蔭学園)
3,PR 秋田智樹(総4・川越)
4.LO 白子雄太郎(商3・慶應)→19松野裕大(経4・慶應)
5.LO 川原健太朗(環3・小倉)→18野田一宇(商3・修猷館)
6.FL 濱田大輝(総4.桐蔭学園)
7.FL 木原健裕(総3・本郷)
8.No8 森川翼(環3・桐蔭学園)→20徳永将(商2・慶應)
9.SH 南篤志(総2・清真学園)→21猪狩有智(経4・慶應志木)
10.SO 矢川智基(環2・清真学園)
11.WTB 服部祐一郎(総3・国学院久我山)→22位田陸(法4・慶應)
12.CTB 佐藤龍羽(環4・茗溪学園)
13.CTB 石橋拓也(環3・小倉)
14.WTB 関東申峻(総3・宮古)→23中村敬介(経2・慶應)
15.FB 下川桂嗣(商3・修猷館)

大雨の中、成蹊大のキックオフで試合が始まった。雨の影響でミスを連発する相手に対し、慶大は序盤から確実にチャンスを作っていく。開始8分、慶大Fwdが圧力をかけ、相手がたまらずペナルティを犯すと、その後のスクラムからボールを受けたCTB佐藤が相手ディフェンスの頭を越すキックパスを通す。これをWTB関東が、がら空きの右サイドでキャッチすると、そのままグラウンディング。先制のトライを挙げ5?0とした。その後も「雨だったのでFwdで行こうという気持ちは全員持っていた」(濱田)と言うようにFwdを中心にアタックを仕掛ける。モールで成蹊大を圧倒するなどし相手ゴールに迫ると、15分にはPR青木がトライを奪った。直後に成蹊大に1トライを献上するも、34分には、ゴール前スクラムからSH南が一気に駆け出しトライを挙げる。これで勢いにのった慶大は38分、実に2年ぶりの対抗戦出場となったWTB服部が魅せる。自慢の快足を飛ばしスピードに乗ると、強烈なハンドオフで相手のディフェンスを次々となぎ倒してトライを決めた。さらに前半終了間際の40分にも、PR秋田のクイックリスタートからLO川原、CTB石橋とボールをつなぎ、最後はWTB関東がこの日2つ目となるトライを挙げる。Bksの集中攻撃で31?7と点差をつけて試合を折り返した。

前半の勢いのままトライを量産したい慶大だったが、後半しばらくはアタックが停滞しチャンスを作れない。それでも後半から途中出場のSH猪狩が積極的なチャージを見せるなどしチャンスを呼び込もうとする。すると後半13分、その猪狩がスクラムからボールを持ち出し仕掛けると、サポートで並走していたNO8森川がボールをつなぎトライ。38?7とする。その後は防戦となる時間もあったがディフェンスで粘りを見せる。25分にはターンオーバーから、途中出場のFB中村が相手を引きつけWTB服部へとパス。ボールをもらった服部は約100mを一気に駆け抜け、この日2つ目のトライを決めた。その後、成蹊大にトライを許したが、後半30分にはFB下川がトライを挙げたたみ掛けると、37分にも相手のパスをインターセプトした下川が再び独走トライ。最後はCTB石橋のゲインからボールを受けたNO8徳永がトライを決めたところでノーサイド。合計10トライを挙げた慶大が、62?14で対抗戦3勝目を挙げた。

10トライを奪い大勝した慶大。「しかし前半にしても後半にしてもエンジンがかかるのが遅くて、1つトライを取ると立て続けにとれるが、それまでに時間がかかりすぎる」(和田監督)と言うように、アタックで相手のディフェンスを打ち破ることができずに試合が膠着した時間もあった。また、この日許した2つのトライは共に一次攻撃で献上したもの。フェーズを重ねてのディフェンスでは粘りを見せたものの、隙を突かれるような形で簡単に失点してしまった。それでも雨というコンディションの中、ミスを最小限に抑えた慶大。大学選手権出場に向け、これ以上の負けは許されないという緊張感がプレーにも表れていたようだった。今後は明大、早大、帝京大と、いよいよ強豪校との連戦になる。今年の慶大の真価が問われるのはここからだ。

【ケイスポ的MOM】“4人目”の最強バックスリー FB、WTB下川桂嗣
この日2つの独走トライを挙げた下川。「走りきれるか不安だったが走りきれて良かった」と、確かな走力を証明したほか、相手のタックルを振り払いトライを奪うフィジカルも示した。春シーズンの慶大の快進撃の原動力であった児玉、服部、浦野の強力バックスリー。しかし秋シーズンを前に彼らがけがで戦線離脱を余儀なくされる中、夏合宿から好調を維持し、開幕戦の筑波大戦では見事な先制トライで慶大を勢いづけたのが下川だった。FBとして出場したこの日は、冷静な状況判断で味方をフォローする場面も多く見られた。バックスリーの攻撃力が大きな武器となっている今季の慶大。その最強トリオの新たな一員として、下川が名乗りを挙げている。

(記事・大貫 心明)

コメント

和田 康二監督
(今日の試合を振り返って)勝ったということがまずは収穫点ですが、前半と後半に1トライずつとられたのは良くないです。(この1週間で準備してきたこと)先週の青学大戦では出足の早いディフェンスにやられてしまったので、そこは意識しました。(雨が降っていたことについて)やはり滑りますし、ハンドリングエラーが多くなりますので、キックを多用しました。(攻撃では10トライを奪ったが)しかし前半にしても後半にしてもエンジンがかかるのが遅くて、1つトライを取ると立て続けにとれるのですが、それまでに時間がかかりすぎですね。(ディフェンスでの課題)共に一次攻撃で取られていて、前半はターンオーバーから、後半はスクラムからと簡単に取られすぎです。ディフェンスし続けてトライを取られるのは仕方ないですが、一次攻撃で簡単に取られるのは良くないですし、強豪相手には絶対してはいけません。(運命の明大戦に向けて)青学大に敗れたことで大学選手権出場が崖っぷちに立たされているので絶対に明大に勝ちます。

FL濱田 大輝
(青学大戦の敗戦から今日にかけての練習は)青学大戦で出た課題は、相手のシャローディフェンスに対応しきれなかったということでした。そこを修正、どう対策するかということをやってきました。雨だったのであまり成果は出せませんでしたが、いい形で勝てたと思います。(試合を振り返って)最初はモールで流れに乗れましたが、ラインアウトが上手く取れなくて、そこはFWとしての課題です。でもBKもFWも声を出していい雰囲気でやれました。(モールで圧倒したりとFWの手応えは)雨だったのでFWで行こうという気持ちは全員持っていたので、ああいう形につながったのかなと思います。(雨の中ミスも少なかった)やっぱり負けられないという気持ちがすごく大きかったのと、雨だったのでまずキャッチというのをずっと言っていました。そういうところからミスが少なくつながったんだと思います。(明大戦に向けて)負けられない戦いなので、全員が160人の代表として気持ちを込めて、慶應の激しいプレーをする、それだけだと思います。絶対勝ちます。

NO8森川 翼
(今日の試合を振り返って)先週の青学大戦で敗れてしまったので、今日はなんとしても勝ちたい中できっちり勝てて良かったです。(この1週間準備してきたこと)青学大戦にミスが多かったので、ミスを無くして自分たちのラグビーをすることを心がけました。(自身のプレーを振り返って)一回キック処理でノックオンをしてしまいましたが、その他は大きなミスもなくまずまずだったと思います。(ディフェンスの課題)タックルが甘かったです。(セットプレーを振り返って)スクラムはまずまずでしたが、やはりまだラインアウトが課題です。(運命の明大戦に向けて)勝ちます。

SH猪狩 有智
(先週青学大に敗れてからのこの一週間は)へこんでも仕方ないので、出た反省を今日で活かそうというモチベーションで挑みました。(試合を振り返って)青学大戦の反省を修正した成果が出たわけではないですが、気持ちが入ったプレーで流れを呼び込むことができたと思います。(猪狩選手は猛チャージを仕掛ける場面もあった)自分が後半から出る以上やらなきゃいけない役割であったり、9番を目指すという上で、4年生らしい気合いの入ったプレーをしようと思いました。(後半ディフェンスが続く時間もあった)我慢できていたところもありましたが、簡単にトライを許してしまう場面もあったので、ああいうトライをされているようでは上位のチームに勝てないと思います。もっと修正していかないといけないです。(明大戦に向けて)明治との試合に向けてみんな準備をしてきたので、しっかり全てを出せるように、気持ちの準備もしていきたいと思います。

WTB服部 祐一郎
(先週の青学大戦の敗戦から今日にかけては)負けてしまって悔しかったので、まずどうしても勝利という結果がほしかったです。なので勝てたことは素直に嬉しく思います。ただここがゴールではないので、次の明治、早稲田、帝京に勝っていかないと大学選手権には出られないので、そこに対してしっかり準備していきたいと思います。(今日は10トライを挙げての勝利でした)雨という環境の中、ミスが起こることは想定していましたが、流れを壊すようなミスは特になく、一つ一つダイレクトプレーをあてて、しっかりと得点できたことはよかったです。(相手のミスにつけ込む形でチャンスを作っていたが)相手も雨というプレッシャーの中でミスが起こることは予想していたので、それに対して激しいプレーでプレッシャーをかけていこうというプランは遂行できたと思います。(今日の課題点は)攻め込まれた部分で守ることはできていたのに、セットプレーで一発で簡単に取られた場面があったので、そこは課題です。(今季対抗戦初出場でしたが)腰の状態はすごくいいです。試合勘に関してはそんなにとんでなくて、問題ないかなという感じです。(自身の独走トライを振り返って)自分の得意な形でトライを取りきれました。もう少し自分から積極的にボールに絡んでトライを取りにいけることを目指したいと思います。(次の明大戦に向けて)絶対に負けられない試合なので。相手もこちらのことを分析してくると思いますが、こっちもしっかり準備をして臨みたいと思います。

FB下川 桂嗣
(今日の試合を振り返って)ミスもありましたがきっちり勝ちきれたのが良かったです。(この1週間準備してきたこと)青学大戦は相手の早いディフェンスに苦しめられたので、ラインを深くすることは意識しました。(自身のプレーを振り返って)もっと味方に指示を出すべきでした。(久しぶりのFBだったが)元々FBをずっとやっていたので、やりにくさはありませんでした。(自身のトライを振り返って)走りきれるか不安てしたが走りきれて良かったです。(ディフェンスの課題)どちらも簡単に取られてしまったので、攻守の切り替えでの集中力を高めていかないといけないです。これからの相手は絶対に簡単にトライを献上してはいけないので。(運命の明大戦に向けて)本当に負けられないので、出れるのであれば全部員の想いを背負ってプレーしたいです。