日本体育大学
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2009/10/12 関東大学対抗戦
14:00KO  秩父宮
1st 2nd 1st 2nd
5 3 T 0 0
4 1 G 0 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
Referee: 山田 智也
TJ1: 藤内 有己
TJ2: 伊東 理
TJ3: 平賀 誠司
交代
9 20 古岡 (68min.)
14 22 金本 (68min.)
7 19 高橋 (73min.)
3 17 古田 (75min.)
1 16 清水 (77min.)
4 18 立石 (77min.)
12 21 仲宗根 (77min.)
交代
5 18
3 17
7 19

試合コメント

日中でもすっかり肌寒くなりラグビーシーズンの本格化を感じさせる中、秩父宮で関東大学対抗戦の第3試合目、対日体大戦が行われた。日体大は昨季の対抗戦で敗北を喫したチームであり、接戦が予想されていたが、終わってみれば50-0という大差での完勝となった。

試合開始10分程度はお互いミスが目立つ「どちらに転ぶかわからない」展開。塾がいい位置でのPKでミスキックをしデッドラインを割ってしまえば、日体大は少し厳しい位置からではあったがPGを外してしまうなどどちらもペースを掴みきれない。そんな中ゲームが動いたのは14分。ラックから左へ展開してボールは今季絶好調のWTB三木(経3)へ。人数が余っている状態ではなかったが、三木がタックラーをはじき、強さと速さを存分に見せつけての先制トライ。
 このトライで試合は一気に塾ペースへ。16分には今日何回も見られたブレイクダウンでのターンオーバーからの大幅ゲイン。CTB増田(環3)が力強い縦への突進でしっかりと相手DFの人数を集め、最後は2対1の状態からSO和田(政3)が相手を抜き去り中央へトライ。和田のキックも決まり12-0。その後も手を緩めない塾は23分。増田のゲイン後のラックからFL松本(環4)が持ち出しトライを決めれば、28分には塾陣内で日体大のこぼしたボールをPR廣畑(環4)が拾ってつないでいき、最後はLO栗原(総2)がトライを決め26-0と突き放す。前半終了間際にもLO村田(環3)がトライを決め前半を33-0という充実の内容で折り返す。
しかし後半に入ると一転。「いい形の中でのミスが多かった」(増田)と言うように、攻めはするもののミスが出てしまい攻めきれない時間が続く。そして後半14分,栗原がシンビンをもらってしまう。その直後に日体大にゴールライン直前まで攻め込まれ、やはり人数的不利に立たされて苦しい展開が続くかと思われた。しかしそこをターンオーバーでしのぐと「走力の部分では圧倒していた」(林監督)ということもあって、どちらの人数が足りないのかわからない程に幾つもの数的有利な状況を作り出す。そして栗原が戻ってきた直後の27分、No8小澤(総3)が強烈なハンドオフで相手を突き放してようやくの後半初トライを決める。その後塾はメンバーを入れ替えていくが、その中でも後半29分から途中出場したWTB金本(理3)とSH古岡(経3)とが36分と後半ロスタイムにそれぞれトライをあげ、しっかりと仕事をする。最終的に50-0で試合を終えた。
ミスが多くまだまだ修正できる点はあるが、セットプレーの安定やブレイクダウンでの強さなど、だんだん仕上がってきてはいる。体力やタックルは以前と同様塾らしい素晴らしさを見せている。まずは次の成蹊大戦だが、明大、早大との試合までにさらにレベルアップしていってほしい。




林監督
「去年負けた相手である日体大に対して挑戦という気持ちで臨んだ。0点に抑えて勝てたことが大きかった。ミスでペースを乱すということの連続だったが、その中でしっかりと勝ててよかった。走力の差は際立っていて、そこで縦へ突くプレーと横に振るプレーを効果的につかえた。セットプレーもまあまあよかった。収穫は改善しなければいけないところがわかったこと。試合の開始直後から今日の試合途中のようなプレーをどのようにするかや、フォワードの選手がシンビンを受けた時にラインアウトをどうするかなど考えなければいけない。大学選手権の決勝まで、いろいろな逆境を経験したい。その中で今日はFwdの選手のシンビンというのがあってそれは収穫。」

松本主将
「去年負けた日体大に対して、走ることなど基本的なところで圧倒していこうと話していた。セットプレーはまだまだだが、0点に抑えて勝ててよかった。(失点0に関して)塾はディフェンスのチームだと思っているので毎回0点に抑えることは意識している。シンビンに関しては、14人になっても敵陣でラグビーをするといういことができていた。(ブレイクダウンに関しては)日体大はFwdが大きいので、来られる前に接点を超えていくことを目標としていて、実際速いスピードで出せていた。早稲田や明治はもっとブレイクダウンでのプレッシャーが大きいと思うので、2人目の入りを早くして絡まれる前にボールを出したい。」

川村選手
「(今日の試合スクラムは)全体を通じてコントロールは出来た。ただセカンドでゲインされたのがあったのでそれは良くない。大事な部分はコントロールできたので良かった。(セットプレーは)人数が少なくなった時、ちょっとどたばたして対応しきれなかったこともあったが、マイボールは基本的に確保できたので良かった。(立大戦からの修正点は)自分は出ていなかったが、細かいミスが多かった。ブレイクダウンでも、1対1でも接点で負けないようにした。(全体を通じてはいかがですか)点差ほど内容は開いていない。満足できる結果ではない。(次に向けては)成蹊戦もブレイクダウンが大事。Fwdとしては前に出て1対1で負けないように練習していきたい。」

金子選手
「(今日の試合は)まあまあ…です。(どの辺りが)セットプレーでスクラムで1個取られてしまったのがありますし、ラインアウトも相手の高さに負けてちょっと取られちゃったのがあるので、常に100%の成功率を目指しているので、そのあたりでまあまあ…かなって。(スクラムは優位に立っていましたが)そうなんですが、最初が油断したというか。(前半立ち上がりはミスが目立ったが)上げていこうって思ってたんですが、チーム自体が空回りしてしまって。慶應はセットプレーからなので、集中してやりたいです。(結果的には大差での勝利でしたが)僕はトライをする人とかじゃなくて、みんなが行って、オーバーしたりする人なので、うまくゲインして、うまく繋げて取れたと思います。でも後半が全然だめで、前半より後半取らないと慶應らしくないので。そこは反省点です。(後半には栗原選手のシンビンもありましたが、ラインアウトへの影響は)きつかったですね。でも僕は村田を信じてやってるので、村田のサイン出しに従って、あとは判断でやっていただけなので。(相手が)大きかったのでいつもより大きくとかは意識しましたが、基本的には村田を信じていたんで、まあミスしないだろうなと思ってたんですが、案の定ミスもせずいけて良かったです。(シンビン後トライも取れて)逆境を乗り越えたという意味ですごく嬉しかったです。(次戦の)成蹊を経て、明治、早稲田、帝京とくるので頑張りたいと思っています。」

廣畑選手
「(今日の試合は)勝って良かったです。(Fwd戦を総括するといかがですか)悪くはないが良くはない。みんなが良いプレーをしていたが、取りきれない部分もあった。(日体大の印象は)とりあえずでかい。とんでもないやつも中にはいた。だが、自分たちが小さいことには慣れているので、特には意識しなかった。(チームとしての成長を感じますか)まだ始まったばかり。もっと深まっていけばいいと思います。(次戦に向けては)頑張ります。」

村田選手
「(今日の試合を振り返って)去年負けた相手ということもあったので、リベンジの思いが強かったゲームでした。(栗原選手が抜けてからのラインアウトの修正は)複雑なことをやろうとするのではなくて単純なこと、単純なサインでやろうという感じで。結果的にほとんど僕が跳んだんですけど、焦らずにできました。(今日のセットプレーを総括して)相手は背が大きいチームでこれから戦うチームも大きいチームが出てくると思うので、今日はまだまだだったのでこれから修正してまた次頑張っていきたいと思います。(今日の試合で0点に抑えられた要因は)いつもと違った所がソックスが柔らかかったです。硬い靴下が今日柔らかかったので、今日はそれでいけたのかなと思います。(修正点は)前半と後半で得点が後半の方が全然少ないので、後半でもっと突き放せるようにしたいです。後半に強いチームにならなきゃいけないと思いました。あとは取りきらなければいけないところで取り切れるチームにならなきゃいけないと思いました。(成蹊大戦に向けての抱負は)ミーティングでいろいろ課題が出てくると思うのでそこで出た課題をあと2週間で修正して、毎回毎回試合でフォーカスしていることが違うので、また成蹊戦でフォーカスされたことをしっかりやっていきたいです。かといって、この日体戦、立教戦、筑波戦で出た課題も忘れずにレベルアップしていきたいと思います。」

阿井選手
「(今日は)0で抑えられて良かったです。(立大戦からはどのように修正されたか)自分自身すごくミスが多かったので、それを減らすことを心掛けました。チームでもやっぱりボールを大切にプレーすることと、ノットリリースの反則が多かったので、キャリアがしっかりファイトして、綺麗にボール出すことを意識しました。チームでやってきたことを改めて意識しましたしてやりました。(前半の立ち上がりが)すごく静かで、とれたから雰囲気よく出来たんですが、取る前までも良い雰囲気で入りたいので、自分自身もうちょっと盛り上げたいです。(シンビンが出てからトライを取れたことは評価出来るのでは) シンビンでるとFwdだったら8人が7人になるので、その分頑張ろうという意識が一人一人に出て、人数の差を感じさせないようなプレーが出来たんじゃないかなと思います。(結果的には大差での勝利になりましたが、ど評価されますか)去年負けている相手だったので、すごく意識を高く、昨日の練習も雰囲気よく出来たので、良い形でやれたと思います。(次戦に向けては)出れたら、頑張ります。成蹊には高校時代の後輩もいっぱいいるので。」

小澤選手
「(ご自身を自己採点してください)まだまだです。良いところもあったが、もっとボールのリリースをしっかりしないといけない。相手がでかくて上から絡まれたりして、ノットリリースをとられたので、もっと遠くにボールを置かないといけなかった。(いつもおっしゃる前に出ることはできた)できたところもあったが、もっとできる。(ご自身のトライについて振り返ってください)拓(和田選手)が良いところに放ってくれたので、ディフェンスがずれてトライがとれた。(今のところ何か課題はありますか)毎試合の課題を少しづつ改善できているのは良い。今日は前を見て判断するところですね。自分で行くのか、回すのか。(収穫は)スピードをつけてボールをもらえたのはよかったと思う。(次に向けては)けがをしないで、ベストにもっていけるように今日からやっていきます。」

藤代選手
「(今日の試合を振り返って)チームとしては敗因の部分をけっこう課題にしていたんですけどそこは少しミスが続いてしまって、前半に関してはそこからは修正できて継続的な展開ラグビーはできたと思うんですけど、後半はそれぞれ自分たちのミスが続いてなかなかペースが掴むことができなかったなと思います。(具体的に修正した点は)全然相手には攻められていた感じは無いので、自分たちのミスだけが悪かった点なのでそこをしっかり直してボールを大切にしていこうと意識しました。(今日のゲームメイクで意識した点は)相手がすごい高いので僕たちは小さい分、その分走り勝とうということでボールを速く動かしていこうというのは意識しました。(0点に抑えた要因は)個々のタックルは凄い良かったのでそこは良かったと思うんですけど、あとはミスさえなくしていけばもっとスコアできたと思うのでそこがダメです。(修正点は)僕らはフィットネスがあるチームだと自覚しているので後半もっとたたみかけられるような試合運びをしたいなと思います。あとは基本的なミスを無くしていくこと、そこだけです。(成蹊戦に向けての抱負は)成蹊ももちろんそうなんですけど、その後凄いビックゲームが続いていくので、成蹊戦は凄い大事な試合になるのでいい準備をして、いい形で帰ってこれるようにしたいです。」

和田選手
「結果は50-0だったが、僕はSOとしてうまくゲームをコントロールできなかった。もっと効率よく試合を運ぶことができたのに、ドタバタしてしまった。もっと落ち着いてプレーを選択しないといけない。サインもしっかりとコールして、フォワードとハーフにしっかりとやりたいことを伝えないといけない。(次の試合への課題は)とにかくアタック面ではドタバタしないこと。それとコール。ディフェンス面ではキックや処理での連携のミスがあった。そこは減らせるところなのでしっかりしないと。もっと効率よく陣地を取っていけばもっとディフェンスの時間を減らせれたと思います。タックル自体は良かった。(今日の良かったところは)ボールをつなぐという意識がしっかりと出来ていたところ。誰か1人だけにならず、何人かがしっかりとフォローに行けていたのは良かった。」

三木選手
「(今日の試合を振り返って)ハンドリングミスがなくなったことはよかった(前回よりチームとして修正されたが)前回は自分たちのミスでリズムを崩してしまった。(先制トライを決めたが)増田が突っ込んでくれて、多くの人を巻き込んでくれたおかげである。前のプレーのおかげであり、自分は余っただけだ。(ディフェンスでも0点に抑えられたが)1回、2回タックルが外れてしまったので、自分のタックルの精度を上げていこうと思う(次の成蹊大戦に向けて)今日の試合は満足できたので、練習をしっかりやっていきたい。」

増田選手
「試合全体としてはミスが多かった。昨日の練習がすごくいいテンションで行えて、そのいい雰囲気のまま試合に入ることができた。(0点に抑えたことに関して)自分たちのラグビーができれば相手にアタックチャンスをそんなに与えることなくできると思っています。今日はミスは多かったけれどある程度自分たちのプレーができた。ミスについてはしっかりと原因を追究して修正していきたい。(自身のプレーに関しては)セットプレーから起点になることが多くて、しっかりと前進して相手を複数ひきつけることができたのは良かったです。(前後半の序盤について)前半の最初は点をとにかく取ろうと急いでしまっていた。後半に関しては、点差もあったせいか少し受けに回ってしまっていたので点差に関係なくちゃんとやらないと。(今後の課題は)とにかくミスをなくすこと。自分たちがいいテンポの時にミスが出てしまって攻めきれなくなっているので、そこはしっかりと修正しなければ。」


落合選手
「(今日の試合を振り返って)夏合宿の試合を脳震盪で10分で切り上げてしまい、立教戦の前日にねんざで出場できなかったので、公式戦は久しぶりの出場になった。練習でやってきたことを信じてやることで、緊張せずにいつも通りにやることができた(久しぶりの出場ですがボールに良くからめていたと思うが)秩父宮に立てたことは素直にうれしい。今までできたことをミスしてしまった。いい面・悪い面両方出たと思う(連携の面で課題は出たか)キックチェイスの時にDFの横とのコミュニケーションがあまいので、試合を通して修正していきたい(次の成蹊大戦にむけて)レギュラーに定着するために、練習に全力で取り組みた」


慶應スポーツ新聞会
早川 達也

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