| Oxbridge | ||
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2009/03/28 記念試合 14:00KO 三ツ沢 |
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| 1st | 2nd | 1st | 2nd | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | T | 1 | 2 |
| 0 | 1 | G | 0 | 2 |
| 1 | 0 | PG | 0 | 0 |
| 0 | 0 | DG | 0 | 0 |
| Referee: | 谷口かずひと |
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| TJ1: | 河野哲彦 |
| TJ2: | 三宅渉 |
| TJ3: | 小堀英之・藤内有己 |
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試合コメント
横浜開港150周年・慶應義塾創立150年記念日英大学ラグビー交流試合
アジアラグビー発祥の地とされる横浜開港150周年を記念して、ラグビー発祥の地であるイギリスよりオックスフォード大学とケンブリッジ大学の合同によるオックスブリッジを招いての交流親善試合が三ツ沢球技場にて行われた。過去オックスブリッジ相手に日本のチームの勝利はない。今回もすでに関東学院大との試合を行っており、その勝利でオックスブリッジの力は証明済み。さらに実際グラウンドにお互いのチームが並んだ時のその体格、フィジカルの違いは明らかなものであった。しかし公式戦ではないとはいえ重みのあるこの試合。迎える慶大もトップリーグ等で活躍を続ける慶大OBの選手と現役の選手が一丸となり、まさに慶大の「伝統」を見せつけた一戦となった。
試合開始直後から体の大きさ、足の速さなどフィジカルの強さを前面に押し出した激しいアタックを仕掛けるオックスブリッジに対して「慶応のDNA」である低いタックルで果敢に挑む慶大。そのタックルから相手の焦り、そしてペナルティを誘発させ、PGにより先制点を狙う慶応。1度はPGに失敗したものの前半9分、相手のオフサイドで得たPGをFB小田(07年度卒、現サントリーサンゴリアス)が決め、幸先よく先制点を挙げる。ミスもあり乗り切れないオックスフォードに対し慶大はバックスの早いパス回しを武器に攻め立て、前半20分過ぎ、ペナルティのクイックアタックから同じくサントリー所属のNO8竹本(05年度卒)がグランド左隅にこの試合初のトライを挙げ8-0とリードを広げる。慶大のバックス攻撃は相手の監督をも「非常に強い」と言わしめた。その後37分にオックスブリッジに反撃ののろしとなるトライを左隅に許し、互いに惜しいプレーはあるがあと一歩のところで決めさせない好ゲームの中8-5で前半を折り返す。
後半になると慶大の組織力と熱いプレーが相手を翻弄する。セットプレーでは体格の勝る相手に対し譲らないどころか圧倒するシーンも見られた。立ち上がり5分にはラインアウトから素早く展開をし、ゲームキャプテンとなるWTB栗原(00年度卒、現NTTコミュニーケションズシャイニングアークス)がトライを決め、後輩を奮起する。現役の意地を見せたのがCTB増田。後半24分、多数の相手につかまれる中の力技のトライだった。18-5とリードを広げたが、ここからオックスブリッジが一気に反撃に出る。まず29分にディフェンスのすきを突かれてトライをと許すと、さらに後半34分、相手の快速WTBにそのスピードとテクニックを見せ付けられトライを奪われ、まさかの逆転。残り時間はわずか。しかし慶大は全く諦めることなく全力のプレーを続ける。お互いのプライドがぶつかり合い本当に熱いものとなったこのゲームに決着をつけたのはこの冬引退を迎えたSO川本、WTB出雲が一年間かけて築き上げたサインプレーだった。「現役の時からずっと練習していたプレーだった」というプレーから出雲がトライを挙げ、劇的な逆転勝利。ノーサイドのその瞬間、OB、現役関係なくまさに慶大の戦士が一つとなり互いに喜び、称えあった。
脈々と受け継がれ、守り続けている慶大のラグビー。まさにこのラグビーでイギリスの両雄の合同チームから歴史的勝利を挙げた。今日の勝利は間違いなく現役の選手たちにとって大きな自信になったであろう。この歴史的勝利、また多くのOBから学んだ技術、そして慶大の魂を武器に、新チームの日本一への戦いが始まる。
林監督
「いい形で試合ができて、さらに勝利することができてとてもよかった。フィジカルで勝るチームに対して勝つにはこれしかないというような、「これが慶応」というような試合ができた。勝因の一つにはセットプレーの安定があった。特にスクラムは本当に良かった。最後のトライは川本、出雲が現役のときからずっと練習し続けたサインプレーで、身内としてはジーンとくるものがあった。よく諦めずにやってくれた。現役の選手がOBから、技術的な面と精神的な部分の両方をポジティブに受け入れることができたと思う。一緒にやることでしか得られなかったものもきっとあっただろう。」
栗原ゲームキャプテン
「素晴らしい機会を与えてくれたことに感謝。慶應、オックスブリッジ両校の伝統の重みを感じながらプレーしていた。勝利と言うよりも、とにかく伝統に恥ずかしくないプレー、良いプレーを一生懸命やろうと心がけていた。それがこの結果につながったと思う。」
野沢選手
「少し緩くなっていた空気を雅人さん(林監督)が「やるからには本気でやろう」といったところから空気が変わった。この試合で改めて本気で何かをやることの大切さを認識した。慶應のDNAともいえる低いタックルが試合中に蘇ってきて、これが伝統の力なんだと感じた。そして素晴らしい環境でプレーしていたと改めて感じた。」
松本選手
「とにかく結果にこだわってやったので勝てて良かった。OBの方が勝つことを目的に、明確にしていたので、とてもやりやすかった。OBの方は入り方からして違った。テンションとか。一緒にプレーが出来て本当に多くのものを学べた。(体格の勝る相手に対しては)日本人の中に外人がいるよりも全員が外人だと、むしろ体格とか気にせずやれた。とても良い経験になった。久々の試合だったので、個人的にはまだまだ課題もあるが、今日の試合を活かしてこれからやっていきたい。」
増田選手
「とにかく勝ててよかった。(トライを取れたことは)個人的にはうれしい。有名なOBとプレーできるのは本当にうれしいことだしたくさんのことを学べた。OBから学んだことで一番感じているのはゲームに対する心構え。OBの方々はアップの時から試合と同じ気持ちで全力で臨んでいて、自分たちも見習わなくてはいけないと感じた。」
慶應スポーツ新聞会
早川 達也























