福岡大学
4.gif1.gif -.gif 1.gif5.gif
2009/12/20 大学選手権
14:00KO  福岡・レベスタ
1st 2nd 1st 2nd
4 3 T 0 3
2 1 G 0 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
Referee: 細樅 勇二
TJ1: 相田 真治
TJ2: 塩崎 公寿
TJ3: 前田 輔
交代
9 20 古岡 (65min.)
7 18 柴田 (74min.)
8 19 明本 (74min.)
2 16 濱野 (82min.)
3 17 古田 (82min.)
12 21 安村 (82min.)
14 22 金本 (82min.)
交代
8 19
5 18
9 20
13 21

試合コメント

「2008年12月20日の悔しさ」を晴らすために。1年前の今日止まった時計を再び動かすために、迎えた2009年12月20日。先代の先輩の悔しさは自分たちの代で必ず返す、この思いで始まった松本組の一年。先代の先輩のためにも、一年間の思いを全てぶつける日だった。体も震える寒空の下、大学選手権一回線対福岡大戦が福岡・レベルファイブスタジアムで行われた。対抗戦最後の2戦の内容から、日本一のためには結果はもちろん内容も求められる一戦であった。結果的には、41‐15で勝利するものの、福岡大の好ディフェンスに苦しみ課題の残る一戦となった。

福岡大のキックオフボールで始まった前半。スクラムは圧倒。ラインアウトも怪我の金子(総3)に代わりスタメンに入った高橋(経2)が安定したスローインを見せる。しかし、立ち上がりは連携の面でミスが目立ちフィニッシュまで結びつかない。やっとの思いで流れを変えたのは、三木(経3)。ゴール前のFwd 戦から、周りをしっかりと見ていった和田(政3)が落合(経3)まで飛ばしパスを見せ、ディフェンスを翻弄し、ボールを受けた三木が先制トライを決めた。26分にも福岡大ボールのスクラムにプレッシャーをかけ、ターンオーバ。そして26分には終始その力強さで福岡大ディフェンスを圧倒していた増田(環3)がトライに結びつけ12-0と引き離す。さらにその5分後にも、増田が和田からのサインプレーでパスを受け取り、完全にディフェンスをかわしフリーとなってトライを決めた。前半終了間際にも、村田(環3)がトライを奪い24-0で前半を終えた。

次戦のためにも、0封、そして大差で勝利したい塾だったが、後半福岡大の「気持ちのこもった」プレーに除所に苦戦を強いられる。前半10分にスクラムトライを奪い、勢いにのりたい塾だったが、「どこのチームよりも低い」(三木)福岡大のタックルに苦しめられる。塾の生命線でもある低いタックルを逆に相手に見せられる展開になり、塾らしいラグビーを封じ込められる。すると、14分相手ボールラインアウトから連続の攻撃で、左へ展開され、最後は福岡大LOがタックルを受けながらもトライを決め5点を奪われる。「0封にする」という目標を破られると、ここから塾のノットリリースザボールや、ノックオンの細かなペナルティーが目立つようになる。19分に唯一圧倒していたスクラムで再びトライを奪い36-5とするものの、22分自陣ゴールの相手ボールラインアウトからモールで一気に押し込まれ、あっけなく2トライ目を献上してしまう。塾の低く、鋭いタックルが決まらない。そして30分にもモールからトライを決められ、まさかの3トライを奪われてしまった。38分にゴール前の福岡大のペナルティーからスクラムを選択し、トライを決め、なんとか塾の意地を見せる。その後は小川(環2)の大幅ゲインや、スクラムを押しこむ形を見せるもののトライには結び付けられず41-15でノーサイドとなった。

塾の大勝とはなったものの、試合終了後全ての選手が厳しい表情を浮かべた。「負けたら終わり」(三木)の大学選手権。もしかしたら気持ちの面で福岡大に下回ってしまったのかもしれない。しかし、一年前の今日味わった悔しい思いを晴らせたことは、一年間その思いでやっていただけに松本組にとって大きな収穫となったであろう。次戦は強豪校、法大に決まった。「気持ちで負けない」(川村・政4)、「今日みたいな試合をしない」(松本・環4)。選手は再び帯を締め直し、一週間後を見据えた。対抗戦明大戦、早大戦で見せた塾のタックルを再び取り戻し、国立行きを決めて欲しい。

林監督
大学選手権1回戦、負けたら終わりということで持てる力を全て出そうと臨みました。とりあえず勝てたことは嬉しく思っています。福岡大学の低いディフェンスを受けてなかなか思うようにアタック出来ず、反則も繰り返してしまったということもあるんですけど、去年1回戦で負けていますので、突破出来たということは嬉しく思っています。(後半の劣勢に関して)ミスが連発した。最初(のトライ)は早いラックからテンポ良く連続攻撃されたので、あのテンポで出されるとなかなかディフェンスのチームと言っても辛い部分がありました。残りの2つは、モールを起点にとられましたけど、あのアタックに関しては十分な試合中の対応が出来ず、ちょっと予想していなかったところがありました。十分準備されてきたのだと思いますが、相手の良いところに対して対応出来なかったかなたと思います。(課題と言っていた後半20分の戦い方について)今日は点差が離れていたので、今までの状況とは違いましたけど、20分とにかく攻めるんだということで、点数を気にするなと。最後15~20分が勝負を分けるということで、今日は最後はまあまあ良かったかなって。せめていたので。ちょっと全体では後半守っているので、守った感じはすると思いますが。ただ向こうもタックルが低くて良いチームでしたので、あれだけ素晴らしいディフェンスをされるとちょっと対応出来なかったですね。(法大戦に向けて修正点は)法政も多分うちのビデオを見てくると思うので、あれを見ればモールでやっちゃおうかなって気持ちになると思うんですけど、そこは早稲田戦から帝京戦でしっかり修正出来たので自信を持って。法政の監督になったつもりでもう一度今日のビデオを見て、慶應のどこ攻めるかなって考えて、そこをしっかり練習したいと思います。

松本主将
勝って来週の2回戦に進めることが出来て良かったと思います。ただタックルミスをはじめ自分たちのミスや、相手の低いタックルや2人目の早いサポートなどに対して自分たちのラグビーが出来なかったので、次の2回戦に向けてはもう一度自分たちのラグビーがもっと出来るように練習していきたいと思います。(後半は)自分たちのミスが出てしまったことと、ディフェンスでしっかり我慢できなかった。相手ボールになってもしっかりとディフェンスで抑えなきゃいけないんですが、2人目のボールチャレンジ、ボールに絡む人がいなかったりだとかで相手にテンポを与えてしまったというのが後半流れを奪われた原因だと思います。(福岡大の印象は)やってみて、コンタクトの強さよりもディフェンスでのプレッシャーを感じる試合だったなと。特に最初の10分20分。長いパスに対するディフェンスとか、低く入って一人目は絶対に倒すとかコンタクトよりもそういうプッレシャーを感じました。(次戦法大の印象は)法政はFwdで来る印象。ボールをすごく動かしてくる。今日みたいにテンポを与えるとディフェンスをし続けるのは厳しいので、早稲田戦のようなイメージでボールに2人目がしっかり絡んでテンポを出させないのと、今日みたいなミスの多い試合をしないということです。

川村選手
(今日の試合は)セットプレーの改善はできていて、自分の意識していたことはできたと思う。(今日はライン参加が目立った印象だが)相手が分析して来て、長いパスの時前に出られなかった。近場より遠めでもらうことをしようと思った。法政も前に出てくるFwdなので、勝ちたい。(スクラムは圧倒的でしたが)上手く合わせることができて、前から修正できた。(セットプレーも安定していましたね)帝京戦の反省で、誰が出ても同じことができるように練習してきた。収穫のある試合になりましたね。特に試合経験が少ない浩平(高橋)は良い経験になったので良い試合だったのかもしれない。(モールで苦戦した場面もあったが)あそこはFwdとしてはやられてはだめ。人数が入りきれなかっただけなので修正できる。(次に向けては)法政もFwdが前に出てくるチーム。1週間しかないので、あとは気持ちで負けないように、そしてFwdで前にでる。

高橋選手
(今日の試合は)0封にする予定だったが、できなくて課題が残った。オフェンスの時に1人目が倒れてしまって、ペナルティーを取られて敵にやられてしまった。(多くの選手から今日のキープレーヤに挙げられていたが)この前の試合で自分がセットプレーを安定させることができなかった。練習をして、チームとも合わせて、今日は良かったとおもう。(マイボールラインアントはほとんどマイボールになりましたね)あれから厳しい練習をしてきました。自信はあった。(スクラムも完勝でしたが自信は)ありました。Bksで流れを作れない時は、スクラムで作っていこうと思っていた。(モールで苦戦した場面もありましたが)後ろのユニットが入れてなくて上手く入れなかった。パターンも2つ持っていて迷った部分もあった。(修正は)出来ます。(次に向けては)課題を修正して、優勝するだけです。

村田選手
(初戦を振り返って)前半は0点に抑えたものの、後半3つトライをとられてしまい、最後まで抑えられなかった。ラインアウトは良かったが、とりこぼしもまだあるので、もっとしっかりやりたい。ただ、帝京戦に比べるとリラックスして出来ていて、精度も上がってきた。法政は対抗戦グループに近いチームで、総合的に強いチームだと思うが、次も頑張って勝ちたい。

宇佐美選手
チームとしてうまくいかなかった。自分たちのミスで苦しんだ印象が強いです。(福岡大の良いディフェンスに苦戦した印象でしたが)なめてかかっていたわけではないんですが、相手のひたむきな姿勢というか、プレーも強いプレーが多くて、うちよりも低いタックルがどんどん来てたので、後手へ後手へという感じになっていました。後半は交代しても勢い消えることがなくて、相手の良いタックルにこっちが寝ちゃってマイボールを取られてしまうって、陣地を稼げないという感じでしたね。(課題は)試合中にもっと修正できなきゃなと思いました。もっと一人目が立って戦うとか、そういう部分を修正していかないとと思いました。(スタメンで対抗戦に出場するという夢が叶いましたが)そうですね。今回は色んなアクシデントがあって、最終的に七番のジャージを着させてもらったんですけど、選ばれたからには自信を持って自分が積み重ねてきたものを出そうって思って、思いの外緊張せずに臨めました。大事なのはここで怪我しているやつらが戻ってきてもここにいられるように、明日から帯締め直してやらなくちゃいけないですね。法政戦も絶対に出たいですね。(次に向けて)まずは今日できなかったことを修正して、個人的にはタックルでチームのディフェンスを引っ張っていけるようにしたいなと思いました。

立石選手
(今日は)完璧に福岡大さんにやられたなと。個人的には久しぶりにスタメンだったのでがんばりたかったんですが、少しねらいすぎてしまい、やられてしまいましたね。ボールを持ったときに抜けようとし過ぎて、結果的にそこからボールに絡まれてしまって、球出しを遅らせたり、ノットリリースをとられてしまったので、しっかり出さなければ。(福大のブレークダウンは)ガツガツ来るしすごかったので、課題にしてやっていたんですが、逆にやらなければならないところを相手にやられてしまって。修正しなければと思います。(それは予想の範囲内でしたか)一応ビデオは見たんですが、そこまでしてくるかというのは意識していなかったし、ほとんど知らなかったです。(2トライを挙げましたが)本当は3トライにしなきゃいけなかったんですが、ミスをしてしまって。スクラムで前の5人が強いので、あれは義務かなと。(次戦は)もっと強くなって法政さんなので、こんな試合をしていたら絶対勝てないので。もっとタックル低く入って、頑張ります。

藤代選手
勝ったのは良いが、反省点も多い試合だった。相手の強い気持ちに押されてしまった。(帝京戦からの修正点として)反則をなくす、ゲームコントロール、残り20分でも10分でも気を抜かない、というのを意識していたがあまりうまくいっていなかった。(個人的にも)もっと(プレーに)絡んでいきたかった。(法大戦に向けて)これからビデオを観て考えます。

三木選手
向こうも負けたら終わりってことでタックルが激しくて今までやってきたどのチームよりも感覚としては低くて気持ちのこもったタックルをしていたので、点差はつきましたが内容的には相手が勝っていた部分もあったかなって。(福岡大の良いディフェンスに対してどういうアタックを狙っていたのか)ディフェンスラインが待ってディフェンスしている感じで、普通のチームは前に出てくるから隙が生まれるんですけど、今日はガチガチに前に出ないディフェンスをしてきて、そういう時僕は外に出しても抜けなくて。だから今日は縦に強い増田みたいなプレーヤーが縦に切り裂いてくみたいな感じで意思統一していました。それで増田は今日良い突破も出来ていたなと思います。(自身も先制トライでチームを盛り上げましたが)まあ毎度のごっつぁんトライなんですけど、先制トライを奪って今日来たかなーと思ったのですが、後半ミスしちゃって、プラマイゼロですね。(後半の苦戦の原因は)いつも慶應がやっているようなディフェンスを相手にやられてしまったこと。低いタックルの怖さが分かりました。ペナルティーは結構押さえようって決めていて、オフサイドとか無駄なペナルティーがなかったのは良かったかなって思います。(法大戦に向けて課題は)一週間しかなくてチームを180度変えるのは無理なので、今まで200何日か練習してきたことを磨いて自分たちのラグビーをして、勝ったら勝った、負けたら負けたって感じで行きたいです。

増田選手
(今日は)細かいミスは多かったが、次に進めたという結果は結果なのでよかったです。(自身のプレーは)自分が突破して何回かうまく裏に出られたのでよかったです。Bksで前に出たいときに自分が軸となれたので、そこは満足しています。(後半、相手のディフェンスが好調な中でどのようなアタックを考えたか)相手のディフェンスというより、自分たちのアタックをしようというつもりだったんですが、思ったよりもタックルがよくて。向こうのディフェンスで自分たちのリズムを崩してしまった。小さなミスが続くと、相手にも勢いを与えてしまうので、そこは課題になりました。例えば相手が揃っているなら、スペースがあるところにキックを蹴ったりと、相手を惑わしながらやっていかないといけないなと。相手に絞らせないようにアタックしていきたいです。(次戦は)相手はどこでもやることは変わらないので、自分はボールを持ったら前へ出ることと、タックルをチームの代表としてやるだけです。

小川選手
(今日の試合は)以外と福大のディフェンスが強くて、押されてしまった。(前回課題と言っていたエリアマネジメントは)良かった。キック処理も良かったし、予想通り。(アタックは最後にビッグゲインもありましたね)あそこでトライを取り切れなかったのが残念です。(ディフェンスに苦しんだ時間帯もありましたが)向こうが誘ってきた。前に出られませんでした。(地元福岡ですがコンディションは)問題無いです。福大にスクールの時の先輩とかもいたので、話したりはしました。(次に向けては)もっとオフェンス面を強化していきたい。ディフェンスは慶應は良いんですが、オフェンスでミスが目立った。勝利に向けて貢献したいです。

慶應スポーツ新聞会
中尾 紗弓

2009-12-20
福岡大学戦 1
福岡大学戦 1

2009-12-20
福岡大学戦 2
福岡大学戦 2

2009-12-20
福岡大学戦 4
福岡大学戦 4


東海大学C戦 2

2011/09/04
東海大学C戦 2