関東学院大学
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2009/11/08 Jr.選手権
14:00KO  釜利谷
1st 2nd 1st 2nd
4 1 T 0 3
3 1 G 0 2
0 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
Referee: 加藤 均
TJ1: 馬崎 翔悟
TJ2: 竹本 竜太郎
TJ3:
交代
7 18 柴田 (39min.)
交代
5 18
11 22
3 17
6 19

試合コメント

前戦の法大戦でジュニア選手権初勝利を飾った塾。しかし、決勝トーナメント進出のためにもこの日の関東大学大戦でも勝利が求められた。試合は前半を26-3で折り返した塾が後半に追い上げる関東学院大を33-22で振り切って勝利。見事勝ち点5を獲得してトーナメント進出に向けて前進した。

前半は「低いタックルとブレイクダウン」(金沢コーチ)というテーマに沿って塾は試合を優位に進めていく。得点が動いたのは前半4分。ラインアウトから仲宗根(総2)などが前へ進んでいくと、山城(経3)が右サイドを突破。右サイドで待つ金本(理3)へ展開すると、金本は快足を飛ばして先制のトライを決める。14分に関学大にPGを許し5-3とされるが前半に許した得点はこの3点のみでチームはここから勢いに乗っていく。19分に1度はコラプシングのペナルティでモールトライを取り消されたものの、再びモールトライで押し込み追加点を奪う。さらに仲宗根が難しい角度のゴールを決めて12-3とリードを広げた。スクラムで数回ペナルティを取られたものの、ブレイクダウンからの素早い展開で主導権を握っていく塾は前半終了前に猛攻を見せる。37分に新良(商4)がトライを決めて引き離すと、続く39分には小斉平(商3)がサイドに展開すると見せかけて、伊藤(商2)、髙橋(環3)とサインプレーで相手を翻弄し、見事な中央突破を見せてトライ。共にゴールを決めて26-3とリードして前半を終えた。

前半の勢いに乗っていきたい塾だったが、後半に待っていたのは関東学院大の反撃だった。後半2分に新良のトライと高島(商3)のゴールで33-3とリードを広げたが、その後およそ10分間、ゴールライン間際での関東学院の猛攻が続く。近場のアタックに対し、必死のディフェンスを見せるものの、ついに16分に密集から押し込まれトライを許してしまう。徐々にタックルミスや運動量の低下が見られ始めると、25分には関学大が自陣からパスを繋げ、左サイドを突破しトライを決める。さらに33分にモールトライを決められて得点は33-22に。勝利だけではなく勝ち点を多く獲得しつつ、相手に1ポイントも与えないためにはもうトライを許せない状況になった。ここから塾は後半不調だったタックルが随所に決まるなど、追加点を許さずに得点は動かずノーサイド。貴重な勝ち点5を得た。

この試合では低いタックルと運動量という「慶應らしさ」(金沢コーチ)の出来が前半と後半ではっきりと異なる内容となった。しかし、波がある中でも最良の結果である勝ち点5を得て相手に1ポイントも与えなかったことは塾のラグビーの正しさの証明だろう。残すは最終戦の明大戦のみ。「慶應らしさ」を発揮することができればトーナメント進出を掴み取ることができるだろう。

金沢コーチ
(今日の試合を振り返って)最大の勝ち点5が入ったことと相手に1ポイントも与えなかったのはすごい良かったと思いますね。そのポイントのところだけで言えば1番良い結果を得られたので。今日のターゲットは低いタックルとブレイクダウンのところで激しさをもっていくということだったんですけど、前半はすごい良かったです。前半はトライの形も準備していつも練習しているようなことが全部出たんですけど、後半はディフェンスのところで少しやられたのと、リードしている中でのゲームの運び方が少しイマイチなところがあったのかなと思います。前半の戦い方がもっとできるのであれば後半にもっといけたなというのが印象です。(ブレイクダウンに関しては)最初は少しノットリリースがあったんですけれども、すごい良かったと思いますね。今日は倒された後の速い球出しができていたので、そういう意味では前半にチャンスがたくさん生まれたんだと思いますし、ディフェンスのところでのブレイクダウンというのもよくボールチャレンジにいっていたので相手にはゆっくりのボールになっていてそこから良いプレスができていたと思います。(メンバーはAチームのリザーブがいつもより多く出ていたが)前回の試合から考えるとほぼ全員出ていましたね。古岡だけはリザーブに入っていましたけれども。結果的には7人全員使っている形になりましたけど。(現在のジュニアの調子は)尻上がりに良くなっていると思いますね。メンバーがいろいろ変わったりと純粋に比較できないというのはありますけど、早稲田、帝京、法政、関東とやってきて4試合の中で今日が1番良かったと思います。その良い原因というのが慶應らしさを出すということだったんですけれども、今日も試合前に選手に言ったんですけど、慶應らしさというのは低いタックルとフィットネスの練習をすごいしているので同じ方向に走る、相手に走り勝つという二つですね。その慶應らしさが4試合の中では1番出せたゲームではないかなと思いました。そういう意味で調子は徐々に上がってきていると思います。(明大戦に向けて修正点や課題は)良いゲームができている時はディフェンスがしっかりしていることと、ブレイクダウンがしっかりしていて継続できるということなので、ジュニア選手権の第1試合目から特にぶれてはいないんですけれども、もう1回そこをしっかりして選手に認識してもらってしっかり臨みたいと思います。1週間でスキルが上手くなるという風にはいかないので、今持っている力を100%出せるようにタックルのところとブレイクダウンのところをもう1回締めて臨みたいと思います。しっかり力を出し切れば結果は自ずとついてくると思うのでもう一度タックルとブレイクダウンを締めなおしたいと思います。

伊藤選手
(振り返って)前半は良かったのですが、後半に課題が残りました。最後全然走れなくて。(後半の課題とは)タックルです。上へ入れず、相手のゲインを許してしまいました。(Fwd戦に関しては)前半はブレイクダウンは有利だったと思うんですが、後半は受けに回ってしまいました。ラインアウトに関しては落ち着いて出来たと思います。(勝ち点5という結果に関しては)絶対勝ちたかったので、勝って反省することが出来て良かったです。でもまだまだディフェンスが外されているので、次の試合はタックルを意識してやりたいです。(次戦に向けて)もう一度気を引き締めてやっていきたい。絶対に勝ちます。

立石選手
前半は良いテンポで取れて、完璧な折り返しだったんですが、後半は全然攻められなくて、先制トライも許してしまった。タックルが外れてしまったので、そこは反省すべきだなと。(後半攻められなかった理由は)僕たちはタックルが生命線なので、タックルが弱くなると相手に前に出られて、どんどんペナルティを重ねて、という感じで悪いサイクルに入ってしまったので。それが原因だと思います。(突破もしていましたが)陣地を取るべきところで行ってしまったり、取るべきところでノックオンしてしまったり、ミスが目立ったので納得いってません。(この試合へのプレッシャーは)いつも通り臨もうとみんなで言っていたんですが、勝って5ポイントもらって、一番いい形だったので素直に嬉しいですけど、後半の流れが良くなかった。次回明治に勝てればトーナメントに進めるので、絶対勝ってトーナメントに行きます。

高島選手
(今日の試合を振り返って)前半と後半で同じような戦いが出来ずに失速してしまった。(前回の試合でケガで負傷退場したが)ケガを言い訳には出来ない。80分間出場し続けられたことは大きい。(素晴らしいプレーの連続だが)目指しているのはBチームでの活躍ではないので、これで満足していてはいけない。もっと上を目指していく。(勝ち点5を得たが)沢山勝ち点を取れたことはいいこと。(次の明治戦に向けて)春のオープン戦、夏合宿と負けているので、1週間気持ちを緩めずに練習し、みんなで今日出た課題を修正していきたい。

新良選手
(振り返って)勝てたことは良かった。ただ、(前半)できたことが後半にできなくなって、後味の悪い終わり方になってしまった。すっきりしていないです。(後半に出来なかったこととは)低いタックルです。前半は出来たんですが、後半になって運動量が落ちてしまって、タックルが外れてしまった。それで、相手に繋がれてしまいました。(その中でも勝ち点5を取れたということは)結果は一番良い形だと思います。でも、慢心することなく、次の試合も絶対勝ちたいです。(ご自身の活躍も目立ちましたが)与えられたチャンスを活かしたかったので。やれることを全て出すつもりで臨みました。(後半はゲームキャプテンとして何を意識したか)つらい時間が続いたので、声を出すことを意識しました。下級生がしっかりしているので、学年関係なくやれたと思います。(次戦に向けて)絶対に勝って決勝トーナメントに進みます。

金本選手
(今日の試合を振り返って)結果としてはこっちがポイント取れて相手を0ポイントに抑えてという一番ベストな結果だったんですけど、内容として前半あれだけ良い試合展開でトライも取れていたんですけど、それを後半まで続けられなかったですし、後半はタックルミスとか反則とか悪いところが出てしまったのはまだまだだなと思いました。(関東学院大学の印象は)前半はそんなに感じなかったんですけど後半になって相手に流れがいった時に、その流れに乗ってどんどんたたみこんでくるのでそこはけっこう強かったですね。(先制のトライについては)前半最初の方に自分の思った感じで走れてトライまでいけたんですけど、そこからが個人的にタックルミスとかあったりして決めきれなかったりと悪いところがあったので、ああいうランを最後までしていかないといけないと思います。(反省点からどのように修正していきたいか)個人的としてもチームとしてもまずは慶應の要であるタックルを磨きたいと思います。(A戦、Jr.戦を含めてこれからの抱負を)ターゲットは11月23日の早慶戦のメンバーに入ることなので、それに向けて練習と来週の試合と頑張っていきたいですね。

慶應スポーツ新聞会
柿崎 智紀

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