| 早稲田大学 | ||
|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() ![]() |
|
2009/09/20 Jr.選手権 15:00KO 上井草 |
||
| 1st | 2nd | 1st | 2nd | |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 0 | T | 4 | 2 |
| 0 | 0 | G | 4 | 0 |
| 0 | 0 | PG | 0 | 0 |
| 0 | 0 | DG | 0 | 0 |
| Referee: | 藤原 守 |
|---|---|
| TJ1: | 雨宮 敬将 |
| TJ2: | 雨宮 康順 |
| TJ3: |
|
|
||||||||||||||||||||||||
試合コメント
先週の対抗戦に続き、Jr選手権が9月20日に開幕した。昨季初めて決勝の秩父宮の舞台に進むものの、あと一歩のところで早大に敗れ準優勝に終わったJr選手権。トリプルクラウンを狙う松本組、そして今年こそJrチームの頂上を勝ち取るために立ち向かった王者早大との初戦であったが、結果は0-38。「力の差」を見せつけられる形となり、悔しさが残る一戦となった。キックオフと同時に早大の圧倒的なスピードの速さが目立つ。開始3分、ラックの速さ、パス回しの速さに翻弄された塾は、相手FLに抜かれトライを容易に決められてしまう。差が否めない早大の個人技に勝つために重要なセットプレーも今日は歯車が合わない。敵陣で獲得したラインアウトも、スローワーが投げたボールは手の上を超え、早大に奪われる展開が何度となく見られた。さらに重要な局面での痛いダイレクトタッチ。「自分たちのミス」が目立つ塾は攻撃の糸口が見えず、自陣にひたすらくぎ付けとなってしまう。17分には自陣インゴール前で、ブレイクダウンに競り負けマイボールを奪われる。そこから早大の速いパス回しで一気に右に展開され、最後は早大LOにトライを決められる。さらに攻め続ける早大。一発で相手を止められない塾は数的に不利になる展開が目立ち、30分にCTB内山、終了間際にCTB宮澤にトライを奪われ、0-28と4トライ差での折り返しとなった。
「自分たちのミスを試合の中で修正することができなかった」(宇佐美)。この言葉にあるように後半に入っても厳しい状況が続く。後半の出だしこそ陣地を獲得し、攻撃につなげるものの、前に出てくる早大の激しいプレッシャーに「ボールを出す度にどんどんラインを下げられ」(金沢コーチ)、トライには結びつかない。すると後半12分ラインアウトを起点に右に展開され、SOにトライを許す。「慶應、ディフェンスから!」。敵陣でのプレーが長く続くなか、集中力は切らさず、必死にディフェンスに入る塾。相手11番の快速を何度となく止めるなど高いディフェンス力を見せたものの、次第に疲れが見え始めた塾は30分にはモールで力負けし、6トライ目となるモールトライを献上し0-38と大きな点差になった。その後も早大の一方的な展開となり、そのままノーサイドを迎えた。
最後まで自分たちのラグビーが見えなかった塾。王者に自分たちのラグビーをぶつけることのできなかったこと、そのことが何よりも「悔しい」結果であった。今は早大との間に確かに力の差はあるかもしれない。だが王者と戦ったことで、改善すべきことは明確になった。この悔しさをバネにここから一戦一戦成長し、自分たちのラグビーを試合の舞台で見せつける力を持てば、秩父宮の決勝の舞台で黒黄を着て戦うことも決して夢ではない。「B チームはそれだけの力を持っている」(宇佐美)。次戦は10月4日の帝京大戦。強豪校との試合が続くJr選手権、対抗戦と同様に目が離せない。
林監督
(0-34という結果でしたが振り返って)一言で言うと自分たちのプレーが良くなくて、相手のペースにしてしまったという感じですね。特にラインアウト、スクラムというセットプレーがすごく良くなくて、それからBksのキックの精度が良くなくて自陣にくぎつけになってしまったというとことですね。自分たちから相手に弱さをさらけ出したような。残念ですね。こっちがすごく一生懸命やって「慶應結構良かったのに、早稲田はそれより強かった」という感じではなく終わってしまったというのがもったいないですね。(自分たちの攻撃の形を作るのに苦戦されたようでしたが)そうですね。相手の前に出てくるディフェンスに対して横に出ないで、まっすぐのオプションを使ってもっとアタックを組み立てなきゃいけないなと。あとディフェンスではとにかく相手の速いラックをとめなきゃいけないということですね。(早稲田のラグビーは)すごい速くラックが出る。あれだけ速く出るとアタックは有利になってくるんですね。早稲田はさらにそれに加えて形を持っていますから。早稲田と戦う時は速いラックをペースダウンさせないと厳しい。考えなきゃいけないのは速いラックをどうして止められなかったのかではなく、速いラックをさせないことなんですね。そうするとやはり一人目のタックラーがしっかり足に入って全身を止めて、二人目を入りやすいようにして、二人目三人目がしっかりボールに働きかけるというのをやらなきゃいけないんですよね。それが今日は出来ていなかったです。(ラインアウトの乱れに関しては)ここがホームグラウンドだったらこのあと2時間くらい練習させたいですよね。すごく残念です。(原因は)スローワーのコンディションは悪くなかったと思うので、リフトだと思いますね。サインミスではないはずです。きちっと早稲田の選手に邪魔されずに手が見えていましたから。相手がどうのというよりもこっちの技術不足という感じで、残念です。(試合を通して個人の力の差というのは感じたか)そうですね。力不足ですね。去年22-24という近い点差で負けたんですが、今年はそうはいかなかったですね。多少の選手層の関係で、CTBからSOにシフトする子もいたのですが、そういうことではなく自分たちのミスで攻撃出来なかった、相手のペースに染まったというのが非常に残念ですね。悔いが残る形で終わってしまって。いつも言っているんですが負けた気持ちを自分の冷蔵庫にしまって、それを日吉で冷蔵庫から取り出して、溶かして、練習しようと。まだ始まったばっかりなので、今なら取り返せると思います。(今日の選手の起用に関して、Aのリザーブの選手があまり出場されていなかったが)早稲田は結構Aのリザーブが出ていたんですが、正直慶應の場合は選手層があまり厚くないので、多少保守的に考えて温存させたメンバーはいますね。なかなかすべての試合にベストメンバーで臨むのは難しいので。でも若い子たちにもチャンスが回って来て、公式戦という場で良い経験が出来るということは良いことだと思いますね。
金沢コーチ(Jrチーム監督)
(今日の試合を振り返って)早稲田さんにすごくやられたというよりも、自分たちのミスにペースを崩したなって。まずはラインアウトがすごく良くなくて。いつも練習で出来ていることが試合のプレッシャーの中では出来ていない。Bksは前半に二回ダイレクトタッチを出してしまった。それまではそんなに早稲田さんのペースっていう感じではなかったんですけど、あの2本でずっと自陣になっていってどんどん相手のペースになってしまいましたね。練習でどれくらい自分たちにプレッシャーをかけて、精度を高められるかだと思いますね。(具体的に攻め苦しむ中どのように指示を送られたのか)早稲田さんは前にプレッシャーがすごく来るので、今日は選手がそれを横に振ってなんとかよけようとしていたんですが、もっともっと縦に入っていくこと。すごく出てくる相手に対してちょっと引いて、横にずらそうとしたんですけど、ボールを出す度に慶應はどんどんラインが下がっていっちゃいましたよね。だからもっともっと前に行って、相手のディフェンスが止まった時に初めて外側へということですね。(早稲田の選手との個々人の力の差は感じたか)Fwdに関してはそんなに。早稲田さんはWTBとかがとにかく速いですよね。でもそういうのはありますけど、どうしようもない力の差というのか感じてはいません。(ここからの1試合1試合が重要になりますね)そうですね。良く言えば一戦目なので、ここからミスをなくして、そしてもっと慶應はアタックしなきゃいけないと思います。当然公式戦なので、しっかり一戦一戦勝っていきたいです。(AチームやCチームの選手との入れ替えが激しい中、Jr選手のモチベーションは)高いですよ。ここで活躍すれば対抗戦が見えてくる。そういう入れ替えも選手のモチベーションを下げないようにやっていきたいですし、今回もCが良い試合をしたので、何人か入れ替えをすると思いますね。チームにいくらでもチャンスが転がっているっていうことを示すために。ちょこちょこ選手を入れ替えることで刺激を与えていきたいなとは思っています。
児玉ゲームキャプテン
(今日の試合は)自分たちのミスのせいでこういう結果になってしまった。失点も自分たちのミスからで本当にもったいなかった。普段の練習で出来ていることができない本当に悔しい試合だった。しかしポジティブに考えればいい経験だったともいえます。自分たちがまだまだ弱いということを改めてこのJr選手権第1戦で認識できたのは良かった。これからは試合の場でも普段の練習で出来ていることが出せるように、普段の練習から試合を意識してもっと厳しく練習していかなければならない。(早大が相手だったが)相手がどうという問題ではなく日頃行っていることを平常心で行おうという意識で試合に臨むようにした。だがやはり去年負けた相手でもあるし、絶対勝ちたかった。自分たちのやりたいことがまったくできなかったので余計に悔しい。こんなことは二度とないようにしたい。(今後について)まずは慶応のセールスポイントである低いタックルを徹底すること。あとはセットプレーを安定させてオフェンスの時間を増やしていきたいです。
宇佐美選手
(今日の試合は)初戦ということで、すごく緊張感を持って臨んだんですけど、自滅してしまって。端的に実力が足りないんですけど。試合中に修正もできず、そのまま終わってしまって、点数通りの実力差だと思います。自分の力を出せずに終わってしまったことが本当に悔しいです。出しきって負けたなら今みんな違う表情していると思うんですけど、良いプレイもなかったし、細かいミスもいっぱいしてしまって。個人でもチームでも今はまだ力の差がありますね。(セットプレーに関して)練習からもっとプレッシャーをかけて。練習で慢心じゃないんですけど、いけるだろうっていう感じで臨んで、試合で敵がついてちょっと焦って、いつも通りやっているつもりがボールがちょっと高かったり、上がってなかったりしたので、練習からもっと試合の時のテンションでやらなければいけないなと思いました。(タックルは)抜かれることが多かったですね。気持ちはすごくあったんですけど、なんか空回りしましたね。その気持ちで勝たなきゃいけないんですけど、そこはふがいないですよね。(次戦に向けては)今日は負けてしまったけれどもまだ初戦ということでプラスに考えて。日吉のグラウンドで自分たちのプレッシャーをかけて、試合に近い形で練習をして、それで試合で平常心を持ってやれれば絶対いけると思うので。それくらいBチームは力を持っていると思うので、これから頑張りたいと思います。
明本選手
ディフェンスは全体的にはいけていたと思う。ただ早稲田の広く速い攻撃を止めることを止めきることができなかった。とにかく今日はセットプレーのミスにつきます。ラインアウトはボロボロだったし、スクラムも精度がまだまだで押されるシーンがあった。とにかく個人個人がまず自分のプレーの精度を上げなければ。まだJr選手権は始まったばかりなので、慶應らしい低いタックルを意識してやっていきたい。セットプレーももっと安定させて、バックスにいい球を供給していきたいです。
慶應スポーツ新聞会
中尾 紗弓






















