(安村直樹)原点

 ホームページをご覧の皆様、こんにちは。本日の日記リレーは3年安村直樹が務めさせて頂きます。

 

 

 

 残暑が厳しい季節ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。こちら山中湖は二次合宿が始まってからは天気にも恵まれ、ラグビーに没頭する毎日を過ごしています。

 

 

 

 最近、私がラグビーを始めたばかりの小学生の頃の試合のビデオを見つけ、何気なく観てみました。ボールはあちこちへ転がり、タックルもままならず、互いにジャージを引っ張り合ってばかりで、お世辞にも上手にプレー出来ているとは言えないような内容でした。ただ、そこでプレーしている誰もが、楽しそうな表情をしてひたすらにボールを追いかけ、トライを取ろうものならチーム皆で大喜びしている光景は、私に初々しい気持ちを思い起こさせてくれました。

 

 

 

 私が最初にラグビーを教えて頂いた恩師の方々の一人である、森田邦昭さんに教えて頂いた言葉は今でも覚えています。

 

 

 「いいか直樹、ラグビーは1つのボールを15人皆で前に進めてトライを目指すんだ。一人でも楽をしていたらダメだし、一人だけで頑張ってもうまく進めない。苦しいことも多いけど、お互いを信頼して協力して乗り越えていく。だからこそ、トライを取ったり相手に勝てた時はチーム皆で喜びを分かち合えるし、心から嬉しいんだ」

 

 

 

 大学日本一を目指す以上、毎日厳しい練習をすることは当然ですし、精神的に追い込まれる状況も多々あります。ですが、こうして蹴球部で出会えた素晴らしい仲間達と同じ目標に向かって邁進できる環境は、本当に幸せなことだと改めて思います。この素晴らしい仲間達がいるからこそ辛い練習にも耐えられ、競争心が芽生え、互いに切磋琢磨することによって高いモチベーションを維持することができます。その環境のなかで、私自身、「苦しい状況でも下を向かず、常に前を向くこと」を日々の目標として、強い気持ちを持って積極的に練習に臨み、試合中の苦しい局面でも仲間を鼓舞できるように、またみんなから信頼されるプレーヤーになりたいと思います。

 

 

 

 また112代の同期に、学生コーチとなってくれた人がいます。プレーヤーとしてまだまだ続けたいという強い想いを抑えて、蹴球部の日本一のために学生コーチになるという決断をした彼のためにも、私はプレーヤーとして最大限の努力をしなければいけないと考えています。

 

 

 

 そして来年の1月、蹴球部を応援して下さる全ての方々と、子どものように無邪気に大学日本一の瞬間を喜び合えればと思います。

 

 

 

 今後共、温かいご声援をよろしくお願い致します。

 

 最後までご精読頂き、ありがとうございました。

 

2010/08/26(木)
慶應義塾體育會蹴球部