(竹本竜太郎)feel your spirit

外の自然に目を向けると、梅の開花など春を感じるものが目に飛び込んできます。それと同時に、もうすぐ大学に入り4回目の春を迎えることになります。毎年この時期になると思うことですが、時間というものはあっという間にすぎていくと思います。そして、こういった時期に起こる感情はなんでしょうか。嬉しさや悲しさ、そういった多くの感情が生まれる時期、季節が春であると感じています。今回私がホームページで蹴球部を含め、皆様に伝えたいことは、感情に関してのことになります。

 

「感情を大切にしてもらいたい。」これを願います。怒りや、悲しみ、悔しさ、嬉しさ、楽しさ、多くの感情がありますが、こういった感情は大きなエネルギーを生みます。こういった感情のエネルギーを変換するのは自分自身ですが、それをとにかくポジティブに考え良い方向に向けてもらいたいです。短期的なスパンでなく、長期的なスパンで考えるとどんなことがあっても、必ず良い方向に向いてくると考えるからです。短いスパンで考えたとき、一時の感情にまかせてネガティブな方向に向けると、それまで積み上げてきたものは一瞬にして消え去ります。信頼や人間関係、多くのものを失います。それと同時に、何かの一時の欲にまかせてしまえば同様の道をたどります。

 

では、これを私の視点から、チームに置き換えて考えていきます。私は、110代も含め、これまで関わってきた多くの先輩を尊敬すると同時に、好きだと言えます。この感情をポジティブに切り替えることは簡単で、この感情をエネルギーに変えれば、きつい練習があっても乗り越えていけると思います。実際の私は出来たのか、どうだったかは周りが決めることですが、私は今現在、それについては「まだまだやれた、」そう考えています。試合や練習中、あそこでこうしておけば良かったや、ケガをしたことなど多くの悔しさがあります。そして、まだまだチームに貢献できたはずなど、悔しさは尽きることはないのかもしれません。しかし、この悔しい感情もまた、簡単にポジティブに考えることが出来ます。多くのものを残してくれた先輩たちと違い、私にはまだ一年あるからです。では、ポジティブに考えることが難しい感情はなんでしょうか。ケガや、立場が逆境におかれた動揺した時など考えていますが、他にも多くのものがあるでしょう。その瞬間は、怒りや憤り、様々なことが入り混じった感情になりますが、そこでネガティブな方向にエネルギー変えると、個人にマイナスになるだけでは止まらず、多かれ少なかれチームに影響を与えていきます。しかし、こうポジティブに考えると、一人ひとりがチームに影響を与えれると考えることもできます。一人ひとりが奮起して、様々な感情をポジティブなエネルギーに変えればどうでしょうか。莫大なエネルギーを生むでしょう。しかし、人は弱い生き物だと思っています。そんな時は頼もしい仲間が蹴球部にはいます。誰かが落ちていれば励まし、落ちていれば励まされる。

 

最終的に言いたいことは、仲間を信じることと111代を信じろということです。そして、何かをすれば必ず何かが返ってくるということです。その返ってくる何かは自分次第で決まり、感情をポジティブに考えて実践することと、ネガティブに考えて実践するとでは大きく変わってきます。また、どれだけ多くのエネルギーを費やしたかによります。どうせなら、ポジティブに多くのエネルギーをつかって、「今できることを全力でやる」ということをしていきましょう。

 

最後になりますが、このたび慶應義塾體育會蹴球部111代主将に任命されました。これまで、110代の先輩をはじめ多くの方々から、たくさんのものや想いを私自身いただいてきました。また、これまで111代が歩んできた道のりは監督・スタッフ陣と歩んできた道でもあります。4年目になる今年、想いを全てぶつけていきます。そして、若輩ながらも仲間と切磋琢磨し、日本一になることをここに誓います。

 

蹴球部に向けての文章などもあり、不適切な言葉もあったことをここでお詫びします。

2010/03/02(Tue)
慶應義塾體育會蹴球部