(川村慎)ねだるな、勝ち取れ

ホームページを御覧の皆様、ご無沙汰しております。

本日の日記リレーは私が尊敬する男の一人である浜本将人君からバトンを受け取った四年川村慎がお送り致します。

最後の日記リレーをこの日に書くことになったのもきっと何かの縁だと思いますが、運命めいたものを感じて将人君同様、何を書いたらいいのか正直迷ってしまいます。

私はこの春「FWの改革なくして慶應ラグビーの改革なし」と謳い、歴史に名を残すFW達を目指して、個人的にも、そしてチームとしても、細かいところまで日本一を意識して練習してきたと思います。

時には厳しく言い過ぎることや、外から見ればそんなことまで気にしなくてもいいようなことも「勝ちたい」という理由だけで仲間に求めてしまうこともありました。

しかしそれでも本当に欲しいもの、何かの代償を払っても手にしたい、実現したい目標が私の大学生活にはありました。

その為に日々自分への挑戦状を未来の自分に叩き付け、何が最善なのか、何が勝利に近いのか、模索してきました。

そして、そんな状況でも「笑う門には福来る」という言葉を胸に、常に声を張り上げ、楽しく、Anytime,Anywhere,with SMILEの精神ですべてに取り組んできました。

その成果を出す時がもうやってきます。

必ずや慶應ラグビーを体現し、勝利を掴みたいと思います。

こういった自分の胸の内を大っぴらに書くことはあまり好きではありませんが、自分自身の1123日に望む気持ちが再確認できたことは非常によかったと思います。

ここまで自分のことを書かせていただきましたが、将人君の日記において慶應を代表するメンバーの紹介があり、BKsだけでは寂しいのでここでFWも紹介したいと思います。

HO金子大介

表に出さないけど意外とビビリな彼は怪我とよく付き合ってここまで来ました。ビビリ故に自分の強さをしっかりと理解している彼のスローとスクラムは最高です。緊張しすぎないように応援してあげてください。

PR広畑光太朗

言わずと知れた慶應FWの大黒柱、一年から試合に出続けている彼の経験と気持ちはチーム一です。FWとしての仕事を誰よりも好み、最前列で誇りを持ってプレーする彼はまさに戦士です。

LO栗原大介

彼は今季、怪我から復帰してからその鬱憤を晴らすかのごとく駆け上がってきた暴れ馬です。少々顔が大きいのが玉に瑕ですが、グラウンドで縦横無尽に走り回り、仕事をする彼は慶應FW躍進の一番の功労者かもしれません。

LO村田毅

ラインアウトの中核を担う彼は一番僕の声に反応してくれる選手でもあります。常にラインアウトのことを考えている彼はLOのプロフェッショナルです。セットプレーだけでなくボールを持った時の強さや仕事量も素晴らしいです。

この両LOを自由に走らせたら怖いものはありません。

FL松本大輝

続いて主将、彼も広畑君同様、一年生から多くの試合に出てきたエリートです。魂の入った気迫あるプレーを秩父宮のグラウンド上の誰よりもやってくれると思います。

FL阿井宏太郎

彼のタックルは凄まじいです。見れば分かります。現在、慶應のLow First Tackleを最も体現する男かもしれません。それに加えてボールを持ったときのキレ味ある動き、判断は元BKsを感じさせるものがあります。

NO,8小澤直輝

筋肉の鎧を纏った彼が当たり負ける所を私は未だ見たことがありません。その強さは本物です。安定した身のこなしと試合中の冷静さは最後列からFWを盛り立てて、支えてくれています。

慶應の最も層の厚いポジションであるバックローの熾烈なレギュラー争いから選ばれたこの三人は頼りになります。

HOPR高橋浩平

小さな身体からは想像出来ないくらいのパワーを発揮します。その裏にはウェイトトレーニングを人一倍こなすタフな精神力と努力の継続があります。試合に出たら何かやってくれる選手です。

PR古田哲也

思い切りの良さと身体を張るプレーは久我山高校で培ったものなのでしょうか。前に出続けようとする気持ちを前面に出してプレーする彼のスクラムと敵との接点に注目してください。

LOFL立石真也

リザーブにおいて流れを変えるプレーをすることはとても重要です。彼はそんなプレーを必ずしてくれるスーパーサブです。敵に迫るキックチェイスは必見。

FL高橋立寛

早いサポート、鋭いタックル、スペースに走りこむ嗅覚、どれを取っても目を見張る素晴らしい選手です。この大舞台を楽しんできっと何かしてくれるでしょう。

以上が慶應大学を代表するFW12人でした。

自分は彼らを評価できるような立場ではありませんが紹介ということで書かせていただきました。


最後に

ここには書ききれない多くの仲間や支えてくださっている関係者の方々、両親、全ての人のおかげで、今こうしてラグビーが出来ている幸せと最高の舞台が用意されている立場があるのだと思います。

このことに最大の感謝と、最高の恩返しをするためにグラウンドで黒黄に恥じないプレーをしたいと思います。

この次は慶應が誇る、思いっきり血液型B型の藤代君が日記リレーを担当します。

お楽しみに。

本当に駄文ではありましたがこれで最後の日記リレーを終えたいと思います。

御精読有り難う御座いました。

 

「誰に願うことも無く、ねだることも無く、己が想う自分を淡々と積み重ねることで見えてくる景色がある。没頭しろ、勝ち取るまで。」

2009/11/23(月)
慶應義塾體育會蹴球部