2009/11/22(日)
慶應義塾體育會蹴球部
(濱本将人)転がる石になれ
HPを御覧の皆様、こんにちは。
本日の日記リレーは4年浜本将人がお送りします。
高校時代から、同期の宇佐美顕君と毎日のようにチェックしていた大学蹴球部の日記リレーを初めて書いたのが3年半位前のことです。
ついこの間のように感じます。そしてこれが最後の日記リレーとなるでしょう。何を書くか迷います。
確か私は1年生の時に書いた日記リレーに
「高校時代に味わった悔しさを11月23日に喜びに変えられるように頑張りたい」と書いていました。
これまで3度、大学生活で11月23日を経験しましたが、一度も喜んでいたことはありません。
そして4度目の11月23日がいよいよ明日に迫っています。
今年度蹴球部は無敗で例年に無く調子の良いシーズンを送っており…
などと書くと無難な日記リレーで終わってしまいそうなのでやめておきます。
私が慶應に入学したのは、中学校でしたが、それから毎年の11月23日は特別なものでした。
大学に入ってからは常にこの日がモチベーションでもありました。
どんなに苦しい状況でも、あの舞台に立ちたいという思いが自分を踏み止まらせ、支え、成長させてくれました。
私事ではありますが、今シーズン開始当初から私は鼠径部の痛みに悩まされており、
今現在もグラウンドに立ちプレーするレベルにまで回復していません。
後輩の日記リレーに「我事に於いて後悔せず」という言葉がありました。
今日まで自分が生きてきたことに掛け替えのない命の持続感を持て、ということのようです。
私は今回早慶戦のメンバー入りにチャレンジすることすら出来ませんでしたが、これまで歩んできた今シーズン、私は最善を尽くしました。
なので今はこの結果を素直に受け入れることが出来ています。そして想いは出場するBKsのメンバーに託します。
早慶戦に臨む10人の自慢のBKsについて書きたいと思います。観戦していただく際の参考にしていただけると幸いです。
SHの藤代尚彦。
今年に入り、私は副将として思うような働きを出来ず、特にBKsリーダーである彼にはとても迷惑をかけてしまいました。
というか今もかけていますが。ごめんなさい藤代君。
綺麗なパスと張り上げる甲高いうるさい声が特徴です。大入りの秩父宮にもその声が響き渡ることは間違いないです。
SOの和田拓。
彼はチーム一の努力家であると思います。
パス良しキック良しタックル良しと「安定感」という言葉は彼のためにある言葉です。
彼の蹴るゴールキックにも注目して頂きたいです。日本で一番綺麗な弧を描くことでしょう。
CTBの増田慶介。
彼は寮で同部屋なのですが、大きな体に似合わず水周りを常に綺麗にしているという几帳面な部分があります。
爆発的なアタック力と負けん気の強さでビッグゲインを連発してくれると思います。
CTBの竹本竜太郎。
彼はすごいです。大舞台で何かやってくれるんじゃないかと思わせる何かがあります。
野生の勘と鋭い出足、一瞬の切れ味に注目して欲しいです。
両CTBは長崎北高校出身ということで二人の息の合ったプレーに期待して下さい。
WTBの三木貴史。
彼は慶應義塾高校出身であり、自慢の後輩です。
今シーズン、獅子奮迅の活躍中です。
169センチと小柄な体ですが、ブレない体幹、低い重心。ただでは倒れません。
WTBの小川優輔。
物怖じしないふてぶてしさが彼の魅力です。
淡々とセンスフルなプレーを魅せてくれます。山田章仁さんを超える活躍に期待です。
FBの小林俊雄。
彼も慶應義塾高校出身で、塾高時代彼は主将でした。
その圧倒的リーダーシップと、絶妙な安定感にご注目ください。
SHの古岡承勲。
彼はチームでNo.1の体力の持ち主です。
ボールを持ったときの加速が魅力です。彼が投入された暁には、藤代君と一味違った展開をお見せできるはずです。
CTBの仲宗根健太。
彼の持ち味はなんと言ってもその強さと図太い精神。
試合中静かに燃えるタイプの男です。
わがチームのCTBは日本で一番層が厚いんじゃないかと思います。
WTBの金本智弘。
スピードスターという呼び名が相応しい男です。
初速とステップのキレには手がつけられません。投入されたら1トライは堅いでしょう。
彼らが慶應大学を代表するBksの10人です。
必ずや彼らが誇りを胸に力を発揮しチャレンジし、対抗戦優勝を果たしてくれると信じています。
私自身は大学選手権優勝決定のその瞬間まで、復活を目指し走り続けていきます。
それが最もチームのために力を尽くすことであると思うからです。
復帰した姿を監督に、コーチに、トレーナーに、仲間に見せて、10年間自分を成長させてくれた慶應のラグビーとは何かということを、もう一度自らの体で表現するという目標に向け今日も出来ることをやっていきます。
日記リレーがこれで終わってしまうと思うと非常に名残惜しいですがこの辺りで失礼します。
次は、FWのキーマン川村慎君が担当してくれます。彼はやります。
今後とも蹴球部の応援、宜しくお願い致します。
拙文でありましたがご精読有難うございました。
「諦める事は背中を向けること
ジタバタしながらいつもがむしゃらにその手伸ばすんだ
転がる石になれ 自分のmindで動けよ
熱く燃え尽きるまで時代を変えろ
転がる石になれ 今いるその場に立ち止まるなよ
時は流れてるんだ 秘めた情熱よ」
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