(中村玲子)地方の会

ホームページをご覧の皆様、こんにちは。ここのところぐっと空気が冷たくなりました。練習中に選手の脱ぐウィンブレを回収する回数が増えてきたことで冬の訪れを感じます。本日の日記リレーは3年学生トレーナーの中村玲子が担当させていただきます。

 

寒い季節は動きが鈍くなるかわりに、様々なことに思いを巡らせるような気がします。最近私は蹴球部に入っていなかったらどうしているだろうかと考えることがあります。これはなかなか難しく、いかに真剣に考えてもしっくりときません。こういう時、蹴球部がどれだけ自分の拠り所となっているのかを実感します。この部に入ったことで人と人とのつながりのかけがえの無さや温かさに感謝することが絶えずあります。

もしも入っていなかったらと考えるのが難しいのと同様に、もしもこうしたら未来の自分はどうなるのだろうか、と予想を立てるのも難しいように思います。私は高校の時にラグビーを始めて見て強く惹かれ、それまで全くラグビーという競技に無縁ではありましたが入部させていただきました。今考えてみると当時の私はルールのみならず蹴球部が積み上げてきたものの重みなどあらゆる点において無知も甚だしいかったです。ですが無知でも惹かれるままに行動していたからこそ、今の同期をはじめとしたチームメイトや蹴球部を支えてくださる方々に出会えたのだと思います。

現在女子スタッフは9人いますがその内地方出身者は私を含め3人しかいません。多地域から人が集うことは様々な価値観を共有できるきっかけになります。また、蹴球部は大学ラグビーの頂点を目指す中でラグビーの振興を担う存在でもあると思います。東京の人でなかろうと、ラグビーに詳しくなかろうと、我々の“熱”を感じ取って蹴球部に入りたいなぁと思う人が増えたら嬉しいです。

 

長々と書かせていただきましたが、感傷に浸っている場合ではなく、対抗戦も残すところあと二試合となりました。今この一瞬一瞬に全力を尽くして取り組んでいきたいと思います。

 

御精読ありがとうございました。

2009/11/16(Mon)
慶應義塾體育會蹴球部